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佐原でヘアサロンをオープンし5年。がむしゃらにやってきたこれまでと今後の展開について【プライベートヘアサロンCapri】

2021年11月26日 | Capri, 特集

嫁ぎ先という土地勘のない場所でヘアサロンをオープンし、今年10月に5周年を迎えた「プライベートヘアサロンCapri」。

今では地元佐原だけでなく遠方からもお客様に通っていただけるような美容室難民に選ばれるサロンとなりました。

5周年を迎えた気持ちと、今後の展開について、オーナースタイリストの石橋茜さんに語っていただきます。

嫁ぎ先でのサロンオープン。オープンすることに不安はなかった⁉︎

-5周年おめでとうございます。5周年を迎えて率直な気持ちを教えてください。

石橋茜(以下、茜):長かったようであっという間でしたね、ほんとあっという間。強く思うこととしては、すごく成長させてもらえたというか、「5年で人はこんなにも変わるんだな、5年ですごく変わったなぁ」と感じました。
成長させてもらえたのは、サロンに通ってくださったお客様や周りの皆様のおかげで…。ほんと、おかげさまで。それ以外出てこないですね。

-そもそも、佐原でサロンをオープンするきっかけはなんだったんですか?

 

茜:実は私の長年の夢は、「結婚したらパートさんになること」だったんです。

バリバリ働く!
というよりも、好きな美容師を楽しく過ごしたくて。

けれど実際は主人が食品工場を経営していることもあり、そのお仕事のサポートをしなければと思いつつも、少しの時間だけでも美容師を続けられたらいいなーくらいの漠然としたイメージしか湧いていなかったんですよね。

ただ、結婚前から主人は私のところに髪の毛を切りにきてくれていたのですが、その時から
『手に職を持っているからという理由だけでなく、この素晴らしい腕は絶対潰しちゃいけない』
と思ってくれていたようで、ある時主人が、「自宅の一部でサロンをオープンしたらいいんじゃないか?」と提案してくれた時はとてもビックリしました。

私自身はまさか自分が美容室をオープンするなんて1度も考えたことがなかったですし、その一言がなかったら今の状況はなかったので、心から感謝しています。

 

青と白のストライプのサロン

 

-地元を離れてのサロンオープンでしたが、不安や心配などはなかったですか?

 

茜:まずサロンをオープンすると言っても、設備にいくらかかるのかとかランニングコストなどのお金の流れといったことに関して、管理職の経験はあって「自分でお店を出す」という意識で物事を見て把握していなかったので、全然わかってませんでした。

しかし、主人が飲食店を経営しているので、経営していく上での数字の部分の考え方を教えてくれたり一緒に考えてくれて、どんどん背中を押してもらえてたので、不安を感じるというよりは
「よっしゃやるぞ!」
みたいな気持ちの方が強かったですね。

「趣味程度でやればいいんだよ」とも言ってもらえていたので、気負わずにやればいいのか、と思う気持ちもあったんですが、作ってもらったんだからしっかりとやらなきゃ、という気持ちもあったりしました。

技術に関して言えば、それまでの経験と実績から、不安というのはあまりなくて、「これが私のスタイル」というのがあるので、それがお客様に選んでいただけるかどうかだな。と思っていましたね。

 

 

-なるほど。技術に自信があると、技術面での不安や心配というのは少ないのかもしれませんね。
サロン経営という点ではご主人のサポートはともて心強いですね。

地道な広報活動により、初日からご来店!しかし常連さんになってもらうには紆余曲折あったようです

-地元からは2時間程離れている場所のため、これまでのお客様にはご来店いただけないという状態だったと伺いましたが、お客様の集客や告知などはどのように行ったのですか?

 

茜:まずは宣伝しなければ!と思い佐原印刷さんにチラシを作成してもらいました。そのチラシを、主人の知り合いの方に声をかけさせてもらったりして、佐原の飲食店などに置かせてもらいました。

加えて、「エリート情報」という新聞折込で無料配布されているフリーペーパーに掲載されてことが大きいですね。
オープン直前に配布されたこともあり、オープン日である10月15日にお客様に来ていただけたのはうれしかったですね。

-チラシやフリーペーパーでの反響がとても大きかったんですね!どのような内容を掲載したんですか?

 

私は、お店の名前(Capri)にとてもこだわったんですね。ですので、どちらにもお店の名前に込めた想いについて熱く語りました(笑)。その想いがチラシやフリーペーパーを見てくださったお客様に伝わり、どんなお店なのかな?と思っていただけたから、オープン当日からお客様に来ていただけたんだと思います。

 

 

ー熱い想いというのは、紙面を通しても伝わりますよね。
今ではたくさんのお客様に来ていただいてますが、いわゆる「常連さん」ができるようになるまでどれくらいかかりましたか?

 

茜:「このお客様は定期的に通ってくださるなぁ。そういう関係性が作れてきたんだなぁ」と安心できるようになったのは、3年くらいしてからですね。
私は、お店をオープンした時点で美容師歴は18年ほどあったのですが、まだまだ人間的に至らない部分があって、何回か通ってくれていたお客様が離れてしまう…ということも多々ありました。

徐々に定期的に通ってくださるお客様が増えていき、定着してきたなぁと思うまでには、3年くらい経ってましたね。

それまで、接客していく中で、失礼なことを言ってしまったり、余計なことをしてしまったこともあると思うのですが、そんな私も全て受け入れてくれて、通ってくださるお客様たちなので、ほんとありがたい限りです。

オープン前に作成したチラシ。初々しい茜さんが載っています。

-今、ちょっとお話に出ましたが、オープン当初や常連さんができるようになるまでに失敗したことなどもあるんですか?

 

茜:失敗談としては本当に初期はたくさんありましたね。

オープン初日に
「素敵なお店を宣伝させてください!」
とご連絡いただいて、高額な宣伝料を取られてしまったり(笑)

浮き足立って無知だったからこそ故の失敗もありましたし、接客面でも、先ほどお話しした「コミュニケーションの部分で過剰になりすぎた」ということもありました。

また、主人の仕事を夜中まで手伝っている日々だったこともあり、寝坊してしまい、お客様が来店してから起きてしまったり。スケジュールを把握しきれてなくて、ダブルブッキングをしてしまったりと、スケジュール管理の失敗も多々ありましたね。

 

ここだけの話、経営だけでなく、プライベートでも失敗の数なら誰にも負けないくらい数々の失敗を経験していますw

しかしそれが全て自分の学びと成長に繋がったと実感しているからこそ、失敗は怖いものではないとわかっているし、挑戦と経験は大切で必要なものだと思っています。

口コミでの広がりから、オンラインへの広がりへ。地道な努力が身を結び、多くの美容室難民の方に選ばれるサロンへ

-失敗も含めて経験が身になって今に至っているんですね。常連さんができるようになってからは、口コミでの広がりがすごかったですよね。

 

茜:はい、ありがたいことにサロンにいらしたお客様からのご紹介で来店していただいたお客様もたくさんいらっしゃいます。

ご紹介でいらしたお客様に伺うと、すでに通ってくださるお客様がその方にとっても似合うヘアスタイルになっている姿をご覧になって、ぜひ行ってみたい!と思っていただいているようです。
そういったお客様は「今まで美容室難民だった」と口を揃えておっしゃるんですが、ご紹介してくださるお客様もありがたいですし、この美容室に行ったら美容室難民から卒業できるかも!と思っていただいてご来店いただけるのもとてもうれしいです。

-インターネットの活用で、さらに多くの方に知られるサロンとなりましたよね。現在、ホームページの他、各種SNSを活用されていますが、インターネットの力は大きかったですか?

 

茜:そうですね。とても大きかったですし、この5年間でLINE予約やQRコードを使うなど、インターネットやSNSの普及でかなり集客方法も変わったイメージがあります。
ただ、インターネットを活用すればいいというわけではないので、インターネットでの露出を行っていく上で必要な、サロンのコンセプトや想いなどは、実際にお会いしない方にもきちんと伝わるように意識しています。

そんな中、これまでさまざまな事情でサロンに足を運ぶことが難しかったお客様にも、インターネット上でサロンを見つけてもらい、実際に足を運んでもらえるようになったのは、インターネットの力だなと感じています。

プライベートヘアサロンCapriのサイトはこちら

 

 

-地道な努力が身を結び、多くの美容室難民の方に選ばれるサロンとなったんですね。
これまでを振り返ってみてどうでしたか?

 

茜:ん〜…。私はお客様に必要とされて喜んでもらうことが自分の頑張る原動力やモチベーションになるんだなということを再認識しました。

お客様に必要とされている、ということは、自分の居場所をきちんと作れてる、ということじゃないですか。前々から主人にはよく「自分の居場所は自分で作るものだ」と言われてきたのですが、自分の安心安全の居場所を掴み取るのって大事な事だと、この5年間で心底実感したんですよね。
時にはしんどいこともあるけど、それ以上に得られるものが大きいから、だからサロンを続けてるし、これからも続けていこうと思ってるんだな、と感じました。

 

多くの人がつながる場を作っていきたい!ヘアサロンだけにとどまらずに「つながる場」を作りたいその理由とは?

-8月から、発起人となり『Garden』を始められたそうですね。これは、ヘアサロン経営とは全く違うものだということですが、どのようなものなのですか?

 

茜:美容室のお客様と接している中で、素晴らしい技術や作品などを持っているのにあまり知られていなかったり、発信の仕方を悩まれている方などがいたりと同時に、そういった技術や作品を求めていらっしゃる方が非常に多いことに気が付いたんですね。

そういった方をつなげる場を提供できるようになれば、多くの人がもっともっと楽しくなるんじゃないか、と思い、まずはウェブ上で「こだわりを持った人・もの・お店」を紹介できる場としての「ウェブメディア『Garden』」を始めました。

-サロンでのお客様とのやりとりがきっかけで構想されたんですね。
構想から発足、そして現在に至るまで、まだ半年ほどかと思いますがいかがですか?

 

茜:ウェブメディアとして始めたことで、多くの方に見ていただくことができました。

そのご縁がつながり、さわら町屋館でのマルシェ開催を定期的に行うことができるようになり、オンラインとリアルの両方で「こだわりを持った人・もの・お店」を紹介できる形が出来上がりつつあります。

埋もれてしまっていてもったいない人やもの・お店っていっぱいあるんですよね。そういった、自分で発信できない人には情報を発信サポートしたり、自分でできるようになるようにサポートしてあげたいし、自分で発信できる人には、その場としてGardenをどんどん使ってほしい。
初めに思い描いていたものが、どんどん形になっていくのがとても楽しく、そしてうれしく思っています。

 

まだまだ始まったばかりのGardenですが、さまざまなつながりがGardenを通して出来ていったらいいなと思っています。

 

 

失敗などがありながらも、さまざまな美容室難民から選ばれるサロンとなったCapri。
そして、Capriでの接客を通し、過去のご自身の様に悩まれている方や、「こだわりを持った人・もの・お店」を知らない人に知ってもらいたいと思い、それを発信する場を作り始めた茜さん。

 

Gardenという「場」を通し生まれる人と人との繋がりには無限の可能性があります。

これからたくさんの人やものと繋がりながら、いい化学反応を見せてくれるはずです。
これからもCapri、そしてGardenにご注目くださいね。

 

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